一か八か? 急遽ルーティーンを変更した決勝の舞台裏
ーー決勝2回目では、95.00点を叩き出しました。組み合わせが最高難度といわれているものです。

【戸塚優斗選手 決勝2回目 95.00点】
(1)キャブトリプルコーク1440
(2)フロントサイドトリプルコーク1440
(3)スイッチバックサイドアーリーウーブダブルロデオ900
(4)スイッチバックサイドダブルコーク1080
(5)バックサイドダブルコーク1260
ーースノーボードジャーナリストの野上大介さんは「(1)〜(5)は『地球史上最強ルーティーン』。高難易度な技に挟まれた(3)が決まったのは凄い」とコメントしていますが、いかがでしょうか?
本当に、自分の中のベストを出せたランだったのかなと思います。逆サイドから入るルーティーンでは、これがもう自分のMAXです。
3本目でもトライしたのですが、失敗してしまったので、もう少しグレードアップはできます。
ーー決勝で急遽ルーティーンを変更したそうですが、なかなかすることではないですよね?
最近いろいろな人が同じようなルーティーンを組み始めているなかで、オリジナリティをすごく重視したいなと思っていました。それを出すためには逆から入らなければいけなかったですし、それを大事にしたいなと思って急遽変更しました。
どちらから入るかという2択をずっと考えていたのですが、オリンピックに行く前のスイスでの練習最終日にちょっと変えて、このルーティーンをしっかり組んだのは決勝が初めてでした。
ーーある意味で一か八かだったのでしょうか?
一つひとつの技はできたのですが、練習で繋いだことがなかったので、本当にしっかり繋げたのは決勝が初めてです。
ーーいつもと違うルーティーンだと「次、何やるんだっけ」とはならないのでしょうか?
たまにあります。ワールドカップに出始めのときに数回ありました。自分が今何をしてるのかわからなくなってしまって、同じ技を2回やってしまったりとか、緊張したときはすごく多かったです。今はだいぶ、緊張を良いものに変えられるようになりました。

















