先月、日本を訪れた外国人旅行者の数がコロナ禍の2022年1月以降初めて減少に転じました。中国政府が訪日自粛を呼びかけていることなどが背景にあるとみられています。

政府観光局によりますと、今年1月に日本を訪れた外国人旅行者は、359万7500人で、前の年の同じ月と比べ4.9%減りました。

前の年の同じ月と比べて外国人旅行者が減少したのは、コロナ禍だった2022年1月以来、4年ぶりです。

この背景には、▼高市総理の台湾有事に関する答弁をめぐり、中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけていることや、▼前の年は1月下旬から始まった旧正月が今年は2月中旬だったことが一部の国や地域で影響したとみられています。

特に、今年1月の中国からの旅行者は38万5300人で、前の年の同じ月と比べ60.7%減少しています。

一方、1月の韓国からの旅行者は航空便の増便などが影響し117万6000人と、全体の中で初めて110万人を突破しました。