首都圏と近畿圏で電車ラッシュ
日本に電車が導入されたのは明治時代の京都が最初だとされます。
最初は「珍しもの好き」な人が乗り、便利さと定時制が評価され、やがて「通勤は電車で」というのが当たり前のライフスタイルになってきます。じつはその頃からラッシュ時の混雑はあったのです。
「押し屋」登場
転機となったのが1964年の東京オリンピックです。インフラ整備が進み、都市の膨張は一気に加速しました。そして翌1965年、通勤輸送はピークを迎えます。

国鉄(現在のJR)の主要路線では、混雑率が300%近くに達した区間もありました。これは「定員の3倍」、体が宙に浮くほどの密度です。
駅にはいわゆる「押し屋」が配置され、乗客を車内に押し込む光景が日常となりました。














