衆議院選挙で自民党が圧勝し、議席の4分の3以上を与党が占める特別国会。巨大与党はどのように国会運営を進めていくのでしょうか。

衆議院で圧倒的な議席を得た与党は、安定的な国会運営をおこなえる環境を整えたことで様々な政策をスピード感をもって進めたい考えです。

まず最初に焦点となるのが解散総選挙によって例年より1か月ほど遅れて始まる新年度予算案の審議です。

高市総理は年度内の成立に意欲を示していて、与党内では質問時間を短縮する案も取りざたされていますが、野党側からは早期成立のために「審議を犠牲にするのは絶対に駄目だ」といった声が上がっています。

巨大与党の誕生によって、これまでの慣習にとらわれない国会運営が可能となる一方で、丁寧さを欠き、将来に禍根を残すことにならないか見定める必要があります。

また予算委員会と同じく、これまで野党側が務めていた衆議院の憲法審査会の会長には高市総理に近い自民党の古屋選対委員長を起用する方針です。

憲法改正をめぐる議論を加速させたい考えを人事の面からもにじませていて、政権の肝いり政策がどれだけ前に進むのかも注目されます。