明かされる“中央”の謎 学校創立時に込められた2つの意味とは…?

最後に話を聞いたのが、松山中央高校での勤務歴が通算13年になる菅聖子教頭。

中央高校の名前の由来を教えてくれました。

(松山中央高校 菅聖子 教頭)
「『松山平野の真ん中』にあるという意味で、中央高校というふうに聞いています」

「松山平野」は松山市・東温市・砥部町・松前町にまたがる平野で、「道後平野」とも呼ばれています。

松山を含む、この広域なエリアの「中央」に位置していることが、名前の由来だったのです。

さらに、学校の創立10周年記念誌には、この地理的な意味以上に深い「教育理念」も記されていました。

(松山中央高校 創立10周年記念誌より)
「中央という言葉には、物事の中心となる枢要な位置という意味がある」

つまり、物事を動かす「中心人物」であって欲しいという思いも込められていたのです。

『松山中央高等学校創立10周年記念誌』

(松山中央高校 菅聖子 教頭)
「中央という言葉に誇りを持ってほしいなというのが、創成期の先生方の思いがこもっているんだと思います。『中央』という言葉に誇りをもって、堂々といろいろなことにチャレンジして成長していってほしいと思います」

学校名に込められていたのは、単なる学校の所在地ではなく、生徒たちが社会の「中心人物」として羽ばたいてほしいという、創立当時の先生たちの思いだったのです。