インフル再流行 B型が急増 シーズン2度目「警報レベル」

一方、未だに猛威を振るっているのがインフルエンザです。

厚生労働省によりますと、今月8日までの1週間に全国の医療機関から報告されたインフルエンザ感染者数は、1医療機関あたり「43.34人」。1シーズンで2度「警報レベル」を超えるのは、この10年で初めてのことです。

大川こども&内科クリニック 大川洋二 理事長
「これが検査の結果で、B型陽性ということですね」

いま、急増しているのがB型の感染者だといいます。

こちらの病院では今月、A型の感染者が13人しかいないのに対し、B型はすでに422人。その差は歴然です。

大川こども&内科クリニック 大川洋二 理事長
「B型がこんなに多くなることは稀。2月になって急激に増えてきたのは事実」

「B型」は発熱など通常のインフルエンザ症状に加え、吐き気や下痢などの消化器症状が現れるのが特徴だといいます。中には、A型に感染した後にB型にも感染したという子どもも。

母親
「この子がきのうから熱があって午前中に受診して、その際にB型の診断をもらって。(去年)12月末にインフルエンザA型にかかっているので(A型とB型を)コンプリートしています

前のシーズンでB型があまり流行らなかったことで“免疫のある人が少なく、今シーズンは流行しやすい”と大川医師はいいます。さらに…

大川こども&内科クリニック 大川洋二 理事長
「鼻とか喉も乾燥すると粘膜免疫といって、潤っていないと粘膜の免疫力はなくなる。乾燥するとウイルスは強くなるし、体の免疫は低下するということになり、非常に発症しやすくなる。(Q.乾燥というのはウイルスにとって)大好きな環境

インフルエンザ流行の一因として指摘されている“空気の乾燥”。東日本の太平洋側や西日本では“30年に1度”と言われるほど極端に雨の少ない天気が続いています。

その影響で東京・日野市などを流れる一級河川「浅川」に、こんな異変が。

記者
「人が歩けるほどに川が干上がってしまっています」

水が干上がって、見渡す限り川底が丸見えに…。空から見てみると、川の流れがほとんど止まっているのが分かります。

記者
「川底の様子を見てみますと、内側は少し湿っているんですけど外側は完全に乾いてしまっている状態です」

近隣住民
「確かに冬は普通、水量は少ないですけど、こんなに少ないというのは見たことない」

気象庁によりますと、今後も1か月程度は降水量の少ない状態が続く見込みだということです。