南海電鉄が大阪と世界遺産「高野山」を結ぶ新たな観光列車を公開しました。

 南海電鉄の新たな観光列車「GRAN天空」。真っ赤な車体にゴールドを基調としたデザインが施されていて、沿線の高野山に咲くシャクナゲなどが描かれています。

(南海電鉄・運輸車両部・計画担当 赤阪真理子上級主任)「街中でも映える赤色で、山深い景色でも落ち着いたマッチした赤色になるように、沿線の魅力をたくさん味わえるような車両になっていると思います」

 「GRAN天空」の運行区間は、大阪の難波駅から和歌山の極楽橋駅までの約64kmで、直結するケーブルカーを1駅乗り継げば世界遺産の高野山に繋がります。

 高野山といえば海外の旅行者にも人気が高く、去年は約145万人が訪れました。

(埼玉県から)「(高野山は)歴史のある荘厳な場所。そういうイメージです。畏れ多いというんですかね」
(香港から)「とてもすばらしい時間で尊敬の気持ちがあふれてきました。また来たいです」

 こうした人気の高まりを受け、これまで和歌山県内を運行していた観光列車「天空」の運行区間を大阪まで延長し、片道1時間半ほどの本格的な列車旅を提供することにしたのです。

 リクライニング席や車窓を楽しめる席は3130円(運賃込み)で、食事などが付いたソファー席は最も高いもので1万4180円(運賃込み・食事・フリードリンク付き)。

 南海が観光列車で食事を提供するのは初めてだそうで、移動そのものが旅の目的となればと話します。

(南海電鉄・運輸車両部・営業担当 森椎菜主任)「『GRAN天空』が1つの旅のきっかけになって、今まで高野山に行ったことのない層にも利用いただけたら嬉しい」

 「GRAN天空」は4月24日に運行を開始予定です。