東京レインボープライドが立ち上げたコミュニティスペース
LGBTQ+などの人々が集い、学び、繋がれる常設コミュニティスペース「Queer Space Tokyo(クィア・スペース・トウキョウ)」を取材しました。
東京・南青山に2026年1月16日にオープンした施設です。
立ち上げたのは、NPO法人 東京レインボープライドで、当事者コミュニティの権利擁護や社会的認知の促進を目的に行うプライドパレードなどを主催している団体です。
NPO法人 東京レインボープライド共同代表理事の佐藤ユウコさんは10代の頃、アメリカ・シアトルで過ごし20代で日本に帰国しました。
今回、コミュニティスペースを開くきっかけのひとつとして、海外から日本に帰ってきた際に感じた「ギャップ」があったといいます。
NPO法人東京レインボープライド共同代表理事の佐藤ユウコさん
「海外の国々を見ていると、いろんな団体がいろんなコミュニティスペースコミュニティセンターを持っている。LGBTQのコミュニティが既にあるっていうことが当然の中で育ってきたので日本に21歳のときに戻ってきたときに、行き場が(新宿)二丁目しかないっていうところにすごくショックを受けたんですね。隠れて夜お酒を飲みに行く場所しか私達がいられる場所がないんだ、自分らしくいられる場所がすごく日本は少ないんだなって思った記憶があります。もっと日本にもあっていいんじゃないかなって思いますね」
年に一度ではなく「日常の中」で繋がれる場所を
当事者の人々が集える場所となっているプライドパレード「Tokyo Pride」は毎年6月に行われていますが、「Queer Space Tokyo」は、そこで生まれた繋がりや関心が年に1度ではなく日常の中でも続いていくようにという想いから作られました。
施設が開いている日には、いつでも気軽に立ち寄れる場所となっています。
「Queer Space Tokyo」では色々な講座が行われていて、 英語学習や「LGBTQ+のためのお金の学校」といったものがあります。
施設名の頭文字「QST」を冠した学びの場「QSTカレッジ」を月に一度開催していて、 アクティビストや支援者を講師に迎え、毎月違うテーマのプログラムを実施しています。
1月31日に行われた初回は、「可視化の時代を超えて?―LGBTの人権擁護についていま改めて考える―」と題し、 東京大学大学院 特任研究員でトランスジェンダー当事者団体「Tネット」アドバイザーの高井ゆと里さんを講師に迎え、20人ほどが参加しました。














