京都府警は16日、会社員の男が入院したというウソの診断書を作成し、保険会社から入院給付金など295万円をだまし取ったとして、医師ら5人を逮捕したと発表しました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは兵庫県尼崎市と伊丹市でクリニックを経営する医療法人の理事長で医師の西原弘道容疑者(64)と看護師長の竹田広美容疑者(57)、京都府井手町の無職、中谷匡浩容疑者(51)、奈良県大和郡山市の会社員、中山滝二容疑者(49)、奈良県生駒市の自営業、大盛肇容疑者(38)の5人です。

 5人は、西原容疑者が経営する伊丹市の「第2西原クリニック」に中山容疑者が去年6月10日からの1か月間入院したとするウソの診断書を作成し、中山容疑者が契約していた保険会社に対して入院給付金などの支給を請求して、合計約295万円をだまし取った疑いがもたれています。警察は5人の認否を明らかにしていません。

 警察によりますと、中谷容疑者や中山容疑者、大盛容疑者が関わったとされる薬物事件の証拠品として押収した携帯電話から保険金詐欺の手口に関するやり取りが見つかり、今回の事件が発覚したということです。

 警察は3人とクリニックとの関係を調べるとともに、同様の保険金詐欺を繰り返していた可能性もあるとみて捜査を進めています。