フィリピン外務省が新たに任命した海洋問題を担当する報道官が記者会見を開き、南シナ海の紛争回避を目指す「行動規範」を年内に策定するため、すべての当事者の協力を得ると強調しました。
フィリピン外務省で海洋問題を担当するロジェリオ報道官は13日、首都マニラで会見し、中国と領有権を争う南シナ海情勢について、緊張緩和につなげるための外交努力の必要性などを訴えました。
南シナ海では中国や東南アジアの一部の国々が主張する領有権の範囲が複雑に入り組んでいて、特に近年では、中国とフィリピンは船舶の衝突事案などが相次ぎ、対立が深まっています。
ロジェリオ報道官は、ASEAN=東南アジア諸国連合と中国が交渉を続けている紛争を防ぐための「行動規範」について、「年内策定を目指すため、すべての当事者の協力を得る」と強調しました。
今年のASEAN議長国を務めるフィリピンにとっては、各国の利害が絡み合うなかで外交力が試される正念場となりそうです。
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