時代と格闘し続けた香川の先人の偉業を広く知ってもらおうと、山陽放送学術文化・スポーツ振興財団が開いたシンポジウムの内容をまとめた本が岡山県立図書館に贈られました。

贈られたのは「輝ける讃岐人1」です。財団の里見俊樹理事から岡山県立図書館の中本正行館長に200冊が寄贈されました。

本には、香川県独立の父と称される中野武営や、水不足にあえぐ讃岐を変えた空海や西嶋八兵衛など、シンポジウム3回分の記録が写真などと一緒にまとめられています。

(岡山県立図書館・中本正行館長)
「先人たちがいかに偉業を成し遂げたか知ってもらって、郷土を愛したり、郷土を好きになるきっかけになってもらいたいと思います」

寄贈された本は県内の公共図書館など97の図書館に送られるということです。