中国軍の最高指導機関、中央軍事委員会は軍の規律処分に関する規定を改正し、厳格化することを明らかにしました。中央軍事委員会のメンバー2人が「重大な規律違反」の疑いで調査を受けるなか、軍の統制強化を進める狙いがあるとみられます。
中国軍の機関紙「解放軍報」によりますと、改正されるのは「軍の党組織における党紀処分の承認権限および手続き規定」で3月1日から施行されます。
規定の改正は、軍の規律処分の厳格化が目的とされていて、解放軍報は「職責権限を厳格化し、手続き規定を健全化し、権力制約を強化する」と強調しています。
習近平国家主席は、軍の汚職撲滅に取り組む姿勢をことあるごとに示していて、今年に入ってからは中央軍事委員会ナンバー2の張又俠副主席らが「重大な規律違反」の疑いで調査を受ける異例の事態となっていました。
今回の規定改正には、こうした幹部らの失脚を契機に習主席が軍の統制強化を進める狙いがあるとみられます。
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