千葉県松戸市の認可保育所で保育士が園児の頭を叩くなどしていた問題で、昨夜、保護者説明会が開かれました。園側の「みんなが忘れていたこと」との説明に、会は紛糾しました。
昨夜、松戸市の保育施設「コモレビ・ナーサリー」には多くの保護者が集まりました。この園は、3人の女性保育士があわせて6人の園児に暴行するなどしたとして、今月、松戸市から行政指導を受けています。
保護者
「信じて預けていたので、不安な部分がある」
「不適切だ」とされた保育は、▼給食の時間に保育士(30)が男の子(1)の姿勢を直そうとして頭を叩く。▼昼寝の際に、布団から出ていた男の子の足を払いのけるように動かすなど。園には監視カメラが設置されていますが、園側は当初、その映像を細かくチェックすることなく、市に「不適切な保育は無い」と主張していたということです。
昨夜の説明会では、園側の説明に保護者から怒りの声があがりました。
園側の担当者
「本当に反省の色が少なかったです。みんな忘れていて、(監視カメラの)ビデオを見て思い出した」
保護者
「カメラの映像を見る気がなさすぎる。状況・問題の把握の無さ、責任感の無さがひどい」
「皆さんの子ども、うちの子ども、どれだけ傷ついているか、想像しただけでも、本当に毎日辛くて」
「その保育士が誰なのか教えてください。そこでしょ、1番大事なの。隠すってことですか?」
説明会の終了後、会見した運営法人は「暴行などはないだろうという前提で物事を考えていた」と釈明しましたが、一方で、市から「不適切保育」と指摘された内容には反論もあると主張しました。
園の運営法人 佐々木勇人事務長
「上着を脱がせるのが乱暴だ、みたいなことが出てきているが、何人ものコモレビの保育士ではない保育士に見せて、なぜこれが不適切な保育になるんだろうかと」
松戸市は今回の事態を受けてきょう、急遽、市内の保育施設を対象に「不適切な保育行為」に関する研修会を開きました。
松戸市保育課 指導監
「決して他人事ではないという思いで、日々の保育を足元から見つめ直し、不適切な保育とは何なのかということを理解してほしい」
全国で相次ぐ保育施設での“虐待”事案。社会全体で再発を防ぐことが求められます。
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