去年4月、白石市の小学校で防球ネットの支柱が折れ児童2人が死傷した事故で、仙台地方検察庁は業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていた当時の校長ら2人を不起訴処分としました。
不起訴となったのは白石第一小学校で当時、校長だった61歳の男性と主幹教諭の58歳の男性です。この事故は去年4月、白石第一小学校で防球ネットの木製の支柱が折れて6年生の児童2人にあたり、1人が死亡、1人が大けがをしたものです。当時の校長ら2人は安全管理を怠ったとして今年2月、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていました。

仙台地検は2人について「起訴して裁判を維持するに足りる十分な証拠を確保できなかった」としてきょう付けで不起訴としました。

死亡した児童の遺族は「管理者など個人の問題ではなく、学校全体として安全管理の意識が高まってほしい」とコメントしています。














