雲仙・普賢岳の「平成新山」への登山の解禁を検討している協議会が3日小委員会を開き、条件付き、警戒区域内への登山を認めるよう検討を求める上申書をまとめました。
雲仙・普賢岳の「平成新山」は、噴火から35年が経過した現在も岩石が崩落する恐れがあるなどとして、周辺の約950ヘクタールが「警戒区域」に指定され立ち入りが禁止されています。
3日開かれた島原半島ジオパーク協議会の小委員会には、火山の専門家のほか県や地元3市の防災担当者らが出席。
小委員会では「現在、火山活動は比較的落ち着いている」として、
・専門ガイドの同伴
・避難シェルターの整備
・人数や滞在時間を制限するルールの策定
これらなどを条件に雲仙岳火山防災協議会に対し登山を認めるよう検討を求める上申書案を決議しました。
島原ジオパーク協議会(島原市長)古川隆三郎会長:
「観光客が増えるではないかという期待値もありました。でも今回、島原半島3市が一緒になって危険性や問題点を整理したこと、意見がたくさん出てきたことは非常に良かったと思っています」
上申書は来週以降、雲仙岳火山防災協議会に提出されたあとさらなる検討が行われる予定で、実際に平成新山で登山が開放されるまでには数年かかる見通しです。














