第51回衆議院選挙、高知県内の小選挙区には、高知1区・高知2区に3人ずつ立候補しています。テレビ高知では各候補者の選挙戦に密着取材していて、今回は、自民党の前職・中谷元(なかたに・げん)さんの戦いぶりをお伝えします。
▼中谷元さん
「日本は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境にあります。中国の軍拡、日本近海に潜水艦や空母を出して演習をし、せんだってもレーザー照射が起こりまして、非常に危険な状態でございます。世界中が変わって行く中で日本の安全保障をどうするのか、われわれはこの日本をしっかりと守れる国にしたい」
自民党の前職・中谷元さん(68)。初当選から36年、2001年からは防衛庁長官を、2014年と2024年からは防衛大臣を務めました。
今回の選挙を「日本再起動スタートアップ選挙」と名付けています。
高市政権が高い支持率を保つ中、急転直下での解散。26年間続いた公明党との連携解消後初となる選挙戦で、中谷さんは「個人の評価が試される」と考えています。
▼中谷元さん
「(この時期の解散は)全く想定はしていませんでしたが、いつ何時選挙になってもいいように心構えだけは十分していました。連立の枠組みが変わろうが、どの党がどうしようが、そういうことは意識せずに、全力で訴えて投票してもらいたいなと思っています」
前回・2024年の衆議院選挙は、防衛大臣の公務のため高知に一度も帰りませんでした。今回は12日間、すべて高知県内で活動。有権者1人1人との触れ合いや、地域の声にしっかりと耳を傾けることを大切にしたいと、「ある作戦」を打ち出しました。
▼中谷元さん
「これは『どんぐり作戦』。みなさま応援してくれていますけど、どんぐりの実を拾うように、このようにお辞儀をして1つ1つ拾わないといけませんので、一人ひとり丁寧に話をして票を増やしてくださいということで」
自らマイクを握って選挙区の隅々まで回る中谷さん。中山間地域の過疎化を目の当たりする度、人口減少対策の重要性を痛感しているといいます。
一次産業の活性化や新たな事業の創出など、地方に人が定住する政策を打ち出し、地域課題の解決に全力で取り組むと訴えています。
▼中谷元さん
「中山間に人が住めるようにするには、やはりなんといっても農業や林業や土木、建設、そういう事業を確保するということで、今度の政権は『責任ある積極財政』。財政を使って森林管理とか食料とか危機管理とか『財政を投入しましょう』ということでありますので、地方にどんどんと仕事ができるような事業を持ってきたい。そういうことをやっていきたいと思います」
36年の政治家人生。高知県出身の元総理・浜口雄幸も大切にしていた「行くに径に由らず(ゆくにこみちによらず)」という言葉を信条としています。
▼中谷元さん
「景気回復とか財政再建とか社会保障とか安全保障とか、いろいろと将来のことを考えて、やるべきことは信念を持ってやるんだけれども、そのために脇道に逸れたら後々苦労するんじゃないかということで、正しいことは『正しいことである』という信念を持って、これからも私は政治をやっていきたいと思っております」
衆議院選挙は2月8日に投開票が行われます。

【高知1区 立候補者】(届け出順)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆自民党・前職 中谷元 候補(なかたに・げん)
◆中道改革連合・新人 田所裕介 候補(たどころ・ゆうすけ)














