年末年始の忘年会や新年会について、宮城県内企業の8割近くが開催しない意向であることが分かりました。新型コロナの第8波の影響で自粛の動きが強まっているとみられています。

東京商工リサーチ東北支社が、12月上旬に県内の企業を対象に行ったアンケートによりますと、忘年会または新年会について「開催しない」と回答した企業が▼78.1%と8割近くを占めました。今年10月のアンケートでは▼67.8%で、▼10ポイント以上、上昇しました。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象区域でなければ開催したいと、「条件付きで開催の意向」を示したのは▼15.9%となり、「関係なく開催する」、「すでに開催した」は▼6.1%に留まりました。東京商工リサーチは「第8波で感染者数が高止まりし、忘年会、新年会の開催へのハードルが一段と上がったようだ」と分析しています。