■「暖房」「足首パタパタ」「照明全灯」で本当に起きられるのか?
先生のアドバイスをまとめると、冬の朝に知っておきたい覚醒方法はこの3つです。
(1)室温を16~20℃にしておくこと 【気温】
(2)軽く体を動かすこと【運動】
(3)光を浴びること【光】
この条件で、本当に起きることができるのでしょうか?取材を終えた後、早速試してみました。
暖房で室温16~20℃にしておくと、目覚めるときに、部屋が暖かいだけでこんなにも快適になるのかと驚くほどでした。今季一番の寒さや、絶対に起きなければいけない時にはオススメです。
布団の中で、軽い運動をすると、意外と神経や筋肉を使うようで目が覚めてきます。徐々に体が暖まって布団から出られました。
光を浴びるのは単純に思えますが、日照時間が短く、薄暗い冬の朝に光を浴びると非常に眩しく、強制的に体が起こされる感覚になりました。
先生のアドバイスはいずれも効果を実感できましたが、「起きなくちゃいけない」という気持ちが少しでも揺らいでしまうと二度寝してしまいそう…とも感じました。
「寒い冬の朝に起きる」には、布団を蹴とばすような「気合」も、やはり重要なのかもしれません。