ミャンマーの軍事クーデターからきょうで5年です。民主派が排除された総選挙で軍寄りの政党が圧勝したことで、軍の支配が強まるとみられますが、内戦が続くなか人道危機が高まっています。

ミャンマーでは、去年12月から先月にかけて、軍が主導する総選挙の投票が3回に分けて実施されました。

主要な民主派政党を排除して行われた選挙の結果、親軍政党のUSDP=連邦団結発展党が過半数の議席を獲得しました。

来月にも新たな議会が招集され、4月に新政権が発足する見通しで、軍のトップであるミン・アウン・フライン総司令官が大統領に選出される公算が高まっています。

軍は民政移管を演出することで自らの統治を正当化し、支配を強めたい考えですが、軍に抵抗する民主派武装勢力などとの戦闘はいまも各地で続いています。

5年前の軍事クーデター以降、内戦による混乱は拡大し、ミャンマーの人道危機は深刻化しています。