サッカーW杯2022、日本代表のミッドフィルダーとして日本中を湧かせた堂安律選手とタレントのホラン千秋が対談。ドイツ戦での劇的な同点ゴールの瞬間、何を考えていたのか?日本代表のチームメイトとの関わりは?そして、“4年後”のビジョンについて、根掘り葉掘り聞きました。
■堂安律×ホラン千秋 劇的ゴール「あんまり見てないんですよね、帰ってきてから」

ホラン千秋キャスター
「堂安選手、よろしくお願いいたします」
堂安律選手
「こんにちは。よろしくお願いします。はじめまして、堂安です」
ホランキャスター
「またちょっとユニフォームとは違ったぴしっとしたスーツスタイルで!」

堂安選手
「はい。普段あまり着るような感じじゃないんで楽しいですね。こういうのを着るとリフレッシュできるのでいいですね」
全世界が熱狂したサッカーワールドカップも12月19日に閉幕。
日本代表の堂安律選手は強豪のドイツ、スペインから劇的な同点ゴールをあげ、決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。その劇的なゴールを振り返ってもらいます。
ホランキャスター
「今日は映像を見ながら試合を振り返っていただけたらなということでいいでしょうか?」
堂安選手
「お願いします。あんまり見てないんですよね、帰って来てから。見たらサッカーのこと考えちゃうから。オフなので、サッカーからちょっと(頭から)離そうと思って」
ホランキャスター
「意識的に?」
堂安選手
「意識的に。だから楽しみです。今日ちょっと見れると思って」
ホランキャスター
「じゃあ、ちょっと一緒に振り返っていただいて。まずは日本ドイツ戦ですね」

▼今大会初ゴールとなったドイツ戦を視聴
(堂安選手、ゴールを決める)
堂安選手
「これ、ガッツポーズ邪魔されるやつね」
ホランキャスター
「そういうのを覚えてるんですね。ガッツポーズしようと思ったら、邪魔されたなって笑」
堂安選手
「みんなにいじられます」
ホランキャスター
「結果がわかっていても、なんかドキッとしますよね」
堂安選手
「僕はやった側なんで、よくわかんないですけど」
ホランキャスター
「見てる側も、何度もハイライトをみるんですけど、入るってわかってても、入ってくれ!って思っちゃうし」
日本中を歓喜と感動で埋め尽くした堂安選手の劇的ゴール。
ホランキャスター
「日本のみなさんはすごい感動をもらいましたし、こんなにみんなが熱狂したのが本当に久しぶりじゃなかったかなっていうくらい盛り上がっていたんですけど、現地にいる選手のみなさんは、日本の盛り上がりっていうのは伝わっていましたか?」

堂安選手
「いや、そこまで(盛り上がっている)とは思わなかったですね。カタールも、もちろんすごい熱だったんで、いろんな国の方たちがいて『ジャパン最高だね!』って言ってくれることはあったんですけど、SNSを通して東京の雰囲気とかいろいろ見させてもらいましたけど、そこでやっと知れる雰囲気だったので。日本に帰国してから、僕らが想像した以上に日本のみなさんが応援してくれたんだなっていうのを感じるのでギャップを感じながら、ここ一週間ぐらい生活してますね」
ホランキャスター
「選手のみなさんの中で、帰ってきた後にどれだけサッカー熱を冷めさせないことが重要なんだという意味でのサッカーを広く考えたときに、帰ってきてからの役割も大きいなと思いますか?」
堂安選手
「はい。間違いなく僕は大事だなと思っていて、サッカー選手って本当エンターテイナーだと思いますし、まさに今回僕たちが魅せて日本中が沸いたように、魅せるのがエンターテイナー、サッカー選手であると思うので、それが今回僕たちはノルマを達成できたかなと思いますし、みなさんにサッカーの素晴らしさ、スポーツの素晴らしさ、裏話だったりとかいろんな方が伝えてくれたと思うので、国民のみなさんがそういうのに期待してくれれば僕たちも返さなくちゃいけないなと思いますし、プレーもそうですけど、プレー以外も必要なんじゃないかなと思ってます」
エンターテイナーな一面を持つ堂安選手。チームメイトたちも楽しませていました。
