国内に「変なホテル」という名のホテルチェーンがありますが、22日名古屋にも初めて「変なホテル」がオープンします。いったいどこが変なのでしょうか?

名古屋市中区の地下鉄伏見駅から徒歩1分。22日オープン予定のホテル。その名も「変なホテルエクスプレス名古屋」です。

「変なホテルシリーズ」はこれまで、東京や京都など国内には20か所。海外ではニューヨークとソウルにあります。そして、今回のオープンで「変なホテル」シリーズとしては23か所目となります。

「変なホテル」といえば、世界初のロボットが働くホテルとして2015年にギネスにも認定。

恐竜ロボットがチェックインやチェックアウトの対応をしたり、フロントの壁に映し出された光のホログラムのキャラクターたちが対応するホテルも…


しかし…

(変なホテルエクスプレス名古屋 宮崎達也支配人)
「ここにはロボットもホログラムもございません」

新たにオープンする「変なホテル・エクスプレス名古屋」の特徴は…

(変なホテルエクスプレス名古屋 宮崎達也支配人)
「“エクスプレス”という名前がついているとおり、10秒でチェックインできるカウンターを用意しています」


登録したメールアドレスに送られてきたQRコードをフロントの専用の機械にかざすだけで、最短10秒でチェックインすることが可能だと言います!

記者が確かめてみることに…。

(記者)
「10秒以内にチェックインすることができました」

この「10秒チェックイン」を売りにしたのはなぜ?

(変なホテルエクスプレス名古屋 宮崎達也支配人)
「丸の内も近く、ビジネスのお客さまもかなり利用するので、チェックインのストレスがないというところが、お客さまにとってメリットになると思っている」

このホテル全110室の内40室がビジネスマンの利用を想定したダブルルーム。料金は素泊まりで一人6000円からです。

どの部屋にも、ゆったりと仕事もできる大きめのデスクが置かれ、スーツなどをかけておくだけで次の日までに除菌・除臭・花粉除去など自動でクリーニングしてくれる人気家電も完備。

その一方で…

(変なホテルエクスプレス名古屋 宮崎達也支配人)
「愛知はジブリパークもオープンして、レジャーで利用するお客さまも大変増えているので、(レジャーの)お客さまにもご利用いただきたい」

最大8人まで宿泊できる部屋も8つあります。幅広い層を受け入れられるようにしたと言います。


(変なホテルエクスプレス名古屋 宮崎達也支配人)
「今は台湾からのお客さまの団体も予約いただいている」

しかし、そんなに「変なホテル」ではない気もしますが…。

(変なホテルエクスプレス名古屋 宮崎達也支配人)
「変なホテルというと、へんてこなホテルというイメージだが、変化・進化のホテルなので、どんどん新しい変化・進化を提供していきたい。」