まひ性貝毒の影響で例年より3か月以上遅れて12月、漁が解禁されたアカガイからまた基準を超える貝毒が検出されました。宮城県は、国内有数の産地、名取市閖上を含む仙台湾沿岸の海域に出荷の自主規制を要請しました。
出荷自主規制となったのは、東松島市から福島県境までの仙台湾沿岸海域です。20日、名取市閖上で取れたアカガイから国の規制値を超えるまひ性貝毒が検出され、県は漁協などに出荷の自主規制を求めました。

県内産のアカガイは今年8月にも貝毒が検出された影響で、9月1日の漁の解禁が3か月以上遅れ、12月7日にようやく水揚げが始まったところでした。出荷規制は、検査結果が3週連続で規制値を下回らないと解除されないため、この海域で漁が再開するのは早くとも来年1月中旬になります。














