去年4月、宮城県白石市の小学校で、防球ネットの支柱が折れ児童2人が死傷した事故で、市は、死亡した児童の遺族におよそ8000万円の損害賠償を支払うことを決めました。今後、遺族との示談が成立する見込みだということです。
この事故は去年4月、白石第一小学校で、防球ネットの木製の支柱が折れて6年生の児童2人にあたり、1人が死亡、1人が大けがをしたものです。

事故を受け、市教育委員会は、死亡した児童の遺族に賠償金を支払うことを決め、12月8日の市議会で8000万円あまりを支払う和解案を全会一致で可決しました。市は今後、遺族と示談書を取り交わすということです。事故を巡っては今年2月、安全管理を怠ったとして当時の校長ら2人が業務上過失致死傷の疑いで書類送検されています。















