ものづくりに関心を持ってもらおうと宮城県白石市内の小学校で20日、体験教室が開かれ、児童が金属を使ったこま作りに挑戦しました。
体験教室が開かれたのは白石市の大平小学校で、6年生16人が参加しました。児童がハンドプレスと呼ばれる機械で、2つの金属部品に圧力をかけて組み立て、こまを完成させていきました。こまが出来上がると児童は、誰が作ったこまが最も長く回っているか競い合っていました。長いものでは3分20秒も回っていて児童から歓声が上がっていました。

児童:
「きょうの体験をして、もっとものづくりの関心が高まった。(将来、金属の)おもちゃみたいなものを作ってみたい」

「木だけではなくて、もっとこの硬い金属を使って作るのも、すごく大変で楽しいんだなと実感した」

この体験教室は、仙南地域の金属加工会社など22社で作る団体が、子どもたちにものづくりの魅力を感じてもらおうと、今年度から開いています。児童は工作機械を使って金属を削ったり穴を空けたりする作業も体験し、ものづくりへの理解を深めているようでした。














