来年の干支は、ウサギです。
実は、仙台とウサギには深い関係があるんです。仙台市内のウサギスポットを取材しました。
■仙台「ウサギ」スポットに行ってみた!
仙台市青葉区八幡にある「鷲巣山文殊菩薩堂」。境内には、高さおよそ2メートルの張り子のウサギがあります。

そして本堂の手前にもウサギの像が。

この神社は、卯年生まれのひとたちの守り本尊として親しまれていて、いたるところにウサギがいるんです。
仙台藩祖・伊達政宗の家臣、嶺八兵衛が、慶長8年、1603年卯年に開山した文殊菩薩堂。こんなところにもウサギの姿があります。
鈴木哲朗記者:「ありました!上にもウサギがいます」

本堂の屋根瓦に一対の逆立ちしたウサギの焼き物があります。この屋根瓦のウサギは『波ウサギ』と呼ばれるもので、防火の願いを込めた縁起物です
中国の陰陽五行説では火は太陽を、その対となる水は月を表します。そこから月と結びつきの深いウサギは、水とゆかりのある動物とされ古くから火伏の象徴とされてきました。

そしてこのウサギ、実は伊達政宗と深い関わりがあるものなんです。
青葉区木町の植木瓦店。

明治5年創業、150年の歴史があります。6代目の植木徹郎社長は、うさぎと仙台の関わりについて代々、こう教わってきたと話します。