フレッシュだった知事も視察 6年の試行錯誤末に製品化 

マグネットギアの開発が始まったのは2000年頃。景気悪化の影響を受け本業だった金型の仕事が減っていた時に、当時社長を務めていた小林敬会長が「磁力で回る歯車」を研究していた大学教授と出合ったことがきっかけでした。

プロスパイン 小林敬会長:
「ちょっとその品物(歯車)貸してくれと、うちでやったらどれくらいの強度のものができるか作ってみようと。お借りして作ってみたらこれはもしかしたらいけるんじゃないか、というものができた」

磁石は未知の領域だったため、シミュレーションではうまくいくものの、実際には想定通りに動かず、試行錯誤が続きました。

そして、6年もの月日を経てマグネットギアはようやく製品化にこぎつけました。2006年には当時1期目の村井知事が先進的な取り組みを行っている工場として視察するなど、注目を集めました。

当時の村井知事:
「磁気の力で…すごい」

しかし、製品化に成功したもののリーマンショックや東日本大震災の影響で、厳しい経営環境が続きました。

プロスパイン 小林敬会長:
「ずいぶん作ったけど、商売になるのかわからなかった。けど、応援してくれる人が出てきた」