青森県にゆかりのある作家たちが愛用していた文房具や日用品などを紹介する企画展が青森市で開かれています。

青森市の県近代文学館で開かれている「作家の愛用品展」には、県にゆかりがある28人の作家が使っていた文房具や日用品など400点以上が展示されています。
青森市出身の板画家・棟方志功(むなかた・しこう)が鎌倉のアトリエで愛用していたカラーテレビや旧金木町出身の作家・太宰治(だざいおさむ)が長年執筆に使い続けた万年筆です。
企画展では愛用品にまつわるエピソードも紹介され、作家の人となりを知ることができます。

※青森県近代文学館 柿崎星哉文学専門主事
「様々なものがあって作家の生活であったり当時の人々の生活が見えますし文学に親しみのない人でも楽しめると思いますのでぜひご覧いただきたいと思います」


「作家の愛用品展」は12月25日まで開催されていて、一部の資料を除いて展示品の撮影もできます。