大分県立芸術緑丘高校の生徒が制作した美術作品の展示会が20日から大分市美術館で始まりました。

この作品展は県立芸術緑丘高校の生徒が授業で取り組んだ成果を披露する場として開かれています。

会場には美術科の1年生から3年生まで118人が4か月をかけて制作した絵画や彫刻、デザイン画など350点が展示されています。3年生にとっては卒業制作となり、生徒ひとりひとりが時代や社会性を深く掘り下げ自分の世界観で表現した力作が並んでいます。

3年の渡邉心愛さんの油絵は木漏れ日の中、ザクロの木の下に横たわる少女の表情から新しい命へのあこがれや尊厳が表現されています。

この作品展は12月25日まで大分市美術館で開かれています。