訓練中に同僚に対し拳銃の銃口を向けたとして、銃刀法違反の容疑で書類送検されていた、元・和歌山県警警部の男性について、和歌山地検が「起訴猶予」の不起訴処分としました。

 和歌山県警によると、捜査第一課に所属していた元男性警部(40代)は、去年7月から8月にかけて行われた、立てこもりなどを想定した訓練の休憩中に、同僚2人に拳銃の銃口を向けたということです。

 訓練で使用していた拳銃には、人にあたると破裂して塗料が飛び散る「ペイント弾」が装填されていたということですが、同僚に向けた際に弾丸が入っていたかは分からないということです。

 元男性警部は「悪ふざけだった」と説明。県警は銃刀法違反の疑いで書類送検していました。

 この元男性警部について、和歌山地検は1月22日付けで不起訴処分(起訴猶予)としました。

 理由について地検は、「行為の危険性などを総合的に考慮した」としています。

 元男性警部は、停職6か月の懲戒処分を受け、すでに依願退職しています。