去年1年間に長崎県内で確認されたニセ電話詐欺事件は、件数、被害総額ともに前の年を大幅に上回り過去最悪となりました。

被害総額は前年の「3倍以上」に急増

長崎県警によりますと、2025年の1年間に県内で確認されたニセ電話詐欺事件は、前年より90件多い272件。被害総額は11億4千万円あまりと前の年より8億円以上増加しました。

件数、被害総額ともに統計が残る2013年以降最悪で、深刻な状況が浮き彫りになっています。

「オレオレ詐欺」が最多 巧妙化する手口

ニセ電話詐欺の手口で多かったのは
▶警察官や息子などをかたる「オレオレ詐欺」127件
▶「架空料金請求詐欺」77件
▶「還付金詐欺」39件となっています。

若い世代も標的に 「電話で”金の話”は疑って」

被害は高齢者だけではなく20代から30代の若い世代にも及んでいて、県警は「警察がビデオ通話で逮捕状を見せたり、取り調べをしたりすることはない」「親族からの電話であっても金の話をされたら身近な人に相談してほしい」などと注意を呼びかけています。