「被爆体験者」救済の手がかりとして、長崎県と市が国に求めていたイギリス国立公文書館での資料捜索について、「黒い雨」が降ったことを示す資料は「発見されなかった」と国から報告があったことが分かりました。
長崎原爆でも「雨が降った」証拠は
長崎県と長崎市は「被爆体験者」の救済に向け、被爆地域周辺で原爆投下当時に雨が降ったことを示す可能性があるABCC(原爆障害調査委員会)の資料を海外の機関で捜索するよう国に要望しています。
イギリスでも「発見されなかった」

厚労省はこれまでに、アメリカ国立公文書館など3施設の調査を終え、いずれも「発見されなかった」としており、今回新たにイギリス国立公文書館でも「発見されなかった」と県などに報告があったということです。
「雨にこだわるのはおかしい」

この結果について、被爆体験者の岩永千代子さんは「雨にこだわるのはおかしい。放射性微粒子の被害に向き合ってもらうようもう一歩踏み込んで要望して欲しい」と話しています。
残るはオーストラリア公文書館
県と市はオーストラリア公文書館での捜索も要望しており、今後実施される予定です。














