衆議院選挙のに解散が23日に迫る中、自民党本部は、第1次公認の候補者を発表しました。富山1区は、前の参議院議員で元横浜市長の中田宏氏に決まりました。一方、公認を得られなかった現職の田畑裕明氏は、無所属での出馬の意向を示しているということです。
衆院選に向けて、自民党本部は21日、選対本部会議を開き、19日までに都道府県連から申請を受けた候補者のうち、小選挙区272人、比例代表12人の第1次公認を決定しました。

富山1区で公認を受けたのは、県連・富山市連が推す前の参議院議員で元横浜市長の中田宏氏です。

自民党富山1区をめぐっては、現職・田畑裕明氏の無断・架空党員登録問題を受け、県連と市連が次の衆院選の公認候補となる第1選挙区の支部長選考から田畑氏を除外しています。

選考委員会を経て、19日、県連の宮本光明幹事長と、富山市連の藤井大輔支部長が党本部を訪れ、中田氏の公認を申請していました。

公認候補者が決定したことを受けて、藤井支部長は次のように述べました。
自民党富山市連 藤井大輔支部長
「心底ほっとしたところが正直な思い」「できる限り一本化していくことに尽力していく。それが私の仕事だと思っておりますが、ここまでくるとですねもう党本部にお預けしている部分も多いわけですし、中田宏さんの知名度を上げていく、そして勝てる候補に育てていくということが、使命だと思っています」

公認を得た中田氏は、書面で「身の引き締まる思いで受け止めております」「富山、そして日本の未来に責任を果たすため、誠心誠意、全身全霊で戦い抜いてまいります」などとコメントしました。
一方、現職優先の原則があるにも関わらず自身の選挙区で公認を得られなかった田畑裕明氏の動向が注目されます。

田畑氏は21日、書面で「驚きをもって受け止めています」としたうえで、「後援会や支援者などと相談してきたところ、選挙に臨み富山市民の判断に委ねるべきとのことで団結しています。変わりなく出馬に向けて万全の準備を進めてまいります」とコメント。
複数の関係者によりますと、無所属で出馬の意向を示していて22日夕方にも正式表明するということです。
田畑氏が1区から無所属で出馬した場合は、田畑氏と中田氏の「自民分裂選挙」となります。


また「出馬に向けて準備を進めている」としていた元職の吉田豊史氏は、21日に立候補予定者に対する報道各社の取材に応える形で、衆院選への出馬を明言しましたが、22日に一転出馬を取りやめるとしました。
富山1区は、このほか、「中道改革連合」から出馬の意向を示している現職の山登志浩氏、共産・新人の青山了介氏、参政・新人の斉藤匠氏が立候補を表明しています。














