勤務開始時間になっても出勤しなかったとして航空自衛隊輪島分屯基地は、19日付けで3等空曹の30代男性を1日分の減給処分としました。

航空自衛隊輪島分屯基地によりますと、去年6月上旬、輪島分屯基地で勤務する3等空曹の30代男性は、勤務開始時刻の午前8時15分になっても出勤しませんでした。

所在不明として隊員が捜索したところ、午後2時に石川県輪島市内で車に乗った状態の男性を発見しました。男性は、2日前の午後1時から当日朝の午前8時15分までの外出届を出したうえで、外出をしていました。出勤時刻を過ぎているという自覚があり「業務の進ちょくが遅れていてストレスに感じた」と話しているということです。

輪島分屯基地は19日付けで1日分の減給処分にしました。輪島分屯基地の石川靖広司令は「誠に遺憾であり、今後はより一層の教育指導及び心情把握に努める」とコメントしています。