20日は暦の上では1年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」でした。青森県八甲田の酸ヶ湯温泉では、寒さを生かした「凍み豆腐づくり」が行われました。

八甲田の標高約925mに位置する酸ヶ湯温泉は20日、最低気温が-13℃となりました。青森市の平地よりも6℃以上低い、この極寒の地で作られているのは「凍み豆腐」です。

酸ヶ湯温泉は、寒さを生かした凍み豆腐づくりを70年以上続けていて、20日は作業の体験会が開かれ、旅館の従業員と利用客が木綿豆腐1000丁をワイヤーにつるしました。

白川舞 キャスター
「宿泊客が一つ一つ丁寧にワイヤーに豆腐を吊るしていきます。ものの数分で豆腐は凍り始めました。酸ヶ湯の厳しい寒さを物語っています」

豆腐は丸一日つるし、自然凍結させることで水分が抜け、うま味が凝縮します。

作業が終わると、体験会の参加者に凍み豆腐を使った湯豆腐と「じゃっぱ汁」が振る舞われました。

東京からの参加者
「(通常の)豆腐とは違うホロホロと崩れる食感。つゆを吸収していて、すごくおいしかったです」

埼玉からの参加者
「きょうは外もふぶいていたので、一段と体が温まっておいしくいただいています。私の凍み豆腐のイメージが高野豆腐だったが、柔らかく、層があるので驚きました」

凍み豆腐は、2月1日から酸ヶ湯温泉の売店などで1丁360円で販売される予定です。