2025年12月までに仙台市内に住む男性が、「指導通りに投資すれば安定した利益を実現できる」などと、うその投資話をSNSで持ちかけられ、現金およそ2300万円をだましとられました。

被害に遭ったのは、仙台市青葉区に住む50代の会社役員の男性です。警察によりますと、男性は2025年8月、SNSで表示された投資の広告に興味を持ち、広告を出していたアカウントにメッセージを送りました。アカウントは、実在するトレーディング会社を装う偽のアカウントでしたが、男性は気づかずに連絡を取っていたということです。その後、偽のアカウントから返信があり、秘書の「酒井恵美香」を名乗る人物と「LINE」でやり取りするよう指示されたということです。

指示に従い、秘書を名乗る人物とやり取りを続けていたところ、今度は「部長の木村貴巳の指導どおりに投資すれば安定した利益を実現できる。木村が主催する投資勉強会に参加しないか」などと誘われ、男性は指示された「LINE」のグループチャットに参加しました。さらに、グループチャットで秘書を名乗る人物から投資を進められた男性は、指示された通りに投資取引アプリをインストールし、2025年10月から12月までの間に投資資金の名目で指定された口座に合わせておよそ2300万円を送金したということです。指定される口座は複数回変わったといいますが、男性は、現金を送金していました。

アプリ上では、総額が6000万円にまで増えているように表示されたことから男性が出金を申請したところ、「支払いに300万円がかかる」などと要求され、不審に思った男性が警察に相談したことで被害が発覚しました。警察は、SNS型投資詐欺事件として捜査しています。

警察は、「必ず儲かる」「100%儲かる」などの言葉は詐欺の可能性があるとして疑うよう呼び掛けています。また、指定される口座が毎回変わるなど不審な点がある際は、すぐに警察などに相談するよう呼びかけています。