17日から断続的に降り続いた雪により、山陰両県の国直轄国道でも車の立ち往生が7件発生し、うち6件の車はノーマルタイヤでした。

国土交通省中国地方整備局のまとめによりますと、17日の夜に島根県雲南市と飯南町の国道54号で、相次いで普通車による3件の立ち往生が発生しました。

日付が変わって18日には鳥取県湯梨浜町と鳥取市の山陰道で普通車が立ち往生したほか、飯南町の国道54号で普通トラックが立ち往生し、これらは全てノーマルタイヤでした。

国交省は、ノーマルタイヤの車による立ち往生が発端になって深刻な交通渋滞や通行止めを引き起こしているとして、積雪、凍結した道路で滑り止めの措置を取らない運転は法令違反であり、冬用タイヤやタイヤチェーンを装着するよう呼び掛けています。