卒園児を預けられる放課後児童クラブの運営も
さらに、このこども園の中には、育児に関する相談ができる「子育て支援センター」を設けており、 平日の22時まで受け付けています。
こども園の利用者だけではなく、地域の人も利用できます。
また「さわらびドリームこども園」では、卒園児を対象に、夜間の放課後児童クラブを運営しています。
「さわらびドリームこども園」園長 彦惣久美子さん
「小学校にある児童クラブは、19時までなんです。そのため『さわらびドリームこども園』を卒園した子どもたちは、預け先が無くなってしまうという現実に直面していました」
保護者からは「小学校へ入学したあとも、今までと変わらず働くことができて助かっている」という反響もあるそうです。
認可の夜間保育所はなぜ増えないのか?
こども家庭庁の調査によると、認可されている夜間保育所は、2024年度の時点で全国に74か所です。
千葉県では今回取材した「さわらびドリームこども園」1か所のみです。
なぜ認可の夜間保育所が増えないのか?
理事長の和田泰彦さんに開園当初の話を聞きました。
「社会福祉法人さわらび福祉会」理事長 和田泰彦さん
「周囲の住民から『風紀が乱れる』だとか『夜の送り迎えだと、車の騒音がうるさい』などの偏見がありました。ほかにも『子どもがかわいそうじゃないか』などの声が大きかったのは事実です。ただ実際、開園して10年経ちますが、定員を割れたことがないのは、需要がずっとあることの証明と思っています」
取材を通して感じたのは、子ども、そして保護者にとって大切なのは「昼か夜か」ではなく、「安心できる環境があるかどうか」ということでした。
(TBSラジオ「人権TODAY」担当:亀山真帆)














