立憲民主党と公明党による新党の名前は、『中道改革連合』に決まりました。

新潟県内の立憲民主党の議員は、新党に入党するのでしょうか?
そして、県内の選挙情勢にどのような影響を与えるのでしょうか?

「新党の名前は『中道改革連合』…」

16日午後2時に始まった会見で、立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」の名称とロゴが発表されました。

【立憲民主党 野田佳彦 代表】
「『中道』は右にも左にも傾かずに、対立点はあるかもしれないが、熟議を通して解を見出していく」

【公明党 斎藤鉄夫 代表】「私どもが考える『中道』は、『生活者ファースト』と『日本の平和を守る』ということ」

政策には消費税の減税などを盛り込む予定で、現在、詰めの段階に入っていて、19日に発表するということです。

急転直下にも見える新党結成…
新潟県内の立憲民主党議員も驚きをもって受け止めていました。
【立憲民主党(新潟5区)梅谷守 衆議院議員】「びっくりしましたね。寝耳に水というか。どうなるか、今は何とも分からないというのが率直な思いです」

【立憲民主党(新潟3区)黒岩宇洋 衆議院議員】「急展開で想像をはるかに超える展開なので、有権者に理解してもらうには急ぎながら時間がかかるので、そういう作業をしていく今週末だと思います」

注目されるのが県内5人の衆議院議員の判断です。新潟2区選出の菊田真紀子 議員は新党に合流する意向を示しました。
【立憲民主党(新潟2区)菊田真紀子 衆議院議員(合流)】「超短期決戦なので、私の気持ちとしては皆さんとともに新党でしっかり戦いたい」

一方、ほかの4人は「検討中」や「綱領を見てから判断する」などとしています。

【立憲民主党(新潟4区)米山隆一 衆議院議員(検討中)】「参加した場合、しない場合にどうなるのかがまだ明らかでないので、そこは慎重に検討したい」

【立憲民主党(新潟5区)梅谷守 衆議院議員】(綱領を見て判断)】「これから綱領が発表されるというので、それを見てから、仲間と相談して最終的に決断していきたい」

【立憲民主党(新潟3区)黒岩宇洋 衆議院議員(検討中)】「軽い話じゃないので有権者の皆さんともしっかりキャッチボールしたい」

選挙への影響については、様々な見方が出ています。
【立憲民主党(新潟4区)米山隆一 衆議院議員(検討中)】「与野党に分かれていた党が一緒にやるわけですから、少なくとも小選挙区においては机上の計算的にはプラスになるはず」

【立憲民主党(新潟2区)菊田真紀子 衆議院議員(合流)】「(得票増を)期待したいけど、そんなに選挙ってすぐに1足す1が2になるかといえば、やってみないと分からないところもありますし、なかなか時間がないので、どこまで浸透できるかという課題も実はあると思います」

公明党 県本部の市村浩二 代表は、立憲民主党県連の西村智奈美代表があいさつに来たと明かしたうえで、新党に合流した候補を応援するという党の方針に従い、新党の候補がいなければ人物本位で応援する人を決めると述べました。

【公明党 県本部 市村浩二 代表】「立憲民主党を私たちは応援するのではなくて、(中道改革連合)には私どもの理念とか政策が入ってますので、それであれば同じにできるということでそこを応援していく」

一方、これまで公明党と一緒に戦ってきた自民党の議員は警戒感を強めています。
【自民党 斎藤洋明 衆議院議員】「もともと大変厳しい選挙だと思っているので、覚悟して戦っていきたいなと。今まで応援していただいた方々(公明党)が今回は残念ながら難しいということですから、とにかく応援していただける方を増やすような政治活動をやっていくしかないと」

気になるのは、県内で野党間の共闘態勢を築いてきた共産党の受け止めです。公明党と政策面で距離があることなどから、新党結成には否定的です。

【共産党 新潟県委員会 樋渡士自夫 委員長】「全く考えてなくて、まさかと思った。だって期待感全然ないもん。(中道改革連合に)参加する国会議員の皆さんに対しては推薦も自主的支援も行いません」

超短期決戦を直前にした政界再編の動きに街の人は…
【40代】「今まで全然違う感じだったから、公明党だと自民党って感じだったので、そんなにすぐ変わってしまうんだと私は驚きました」

【70代】「期待はしています大いに。いい方向に向いていってほしい。何でもかんでも反対じゃなくて別の意見が出たら受け止めて、飲み込んで答えを出すっていうのかな」

一方で、冷ややかな見方も。
【40代】「なんでもありなのかなと。とりあえず数がいればいいのかなと思いますよね」

【30代】「大きな塊をつくることだけに一生懸命になっちゃって、政策とかが後からになっているので、先にそっちを言ってくれたらもうちょっと期待も持てたんですけど」

自民・維新の連立に立憲・公明の新党…
政治の風景が大きく変わる中迎える次期衆院選で、有権者はどのような判断を下すのでしょうか。