横浜市の山中竹春市長にパワハラの疑いがある言動があるとして、市の現役幹部職員、人事部長が会見を行いました。市長は疑惑を否定しています。

横浜市役所 久保田淳 人事部長
「パワーハラスメントを疑われるような行為と人権を軽視した問題のある言動が見られた。看過することができない水準に達している」

会見でこう訴えたのは横浜市の現役幹部職員・久保田淳人事部長です。

横浜市 山中竹春 市長
「素晴らしい横浜市を作ってまいります!」

2021年の横浜市長選で初当選し、去年8月に二期目の当選を果たした山中竹春市長についての訴えでした。

久保田部長は山中市長から仕事で成果をあげることができなければ「切腹」と言われたり、書類を投げつけられたりするパワハラの疑いがある行為を受けたと訴えます。現在は怒鳴るなどの行為は見られなくなったものの、職員を恐怖で支配しようとする姿勢は今もあるといいます。

横浜市役所 久保田淳 人事部長
「振り返ると動悸がしたり、手が震えたり、恐怖心を味わっていたんだなと」

他にも、山中市長は陰で職員のことを「ポンコツ」「ダチョウ」「人間のクズ」などと呼び、ある男性市議についても本人のいないところで「2頭身か?」「気持ち悪い」「死ねよ。あ、言っちゃった」などと発言するのを聞いたといいます。

横浜市役所 久保田淳 人事部長
「横浜市の有権者のみなさまに知っていただかないといけない。みなさまに考えていただくために、今回このような形を(とった)」

久保田部長はきょうの会見に先立ち、週刊文春電子版に同様の内容を告発、記事になりましたが、山中市長は記事に対し…

横浜市 山中竹春 市長
「HPに書いてありますので」

ホームページに見解を載せ、幹部職員を批判することはあるものの、指摘されるような発言などについては事実無根だとしています。

横浜市 山中竹春 市長
「事実関係として、私として承知していない、認識のない発言を一方的に公表されたことは極めて残念。外見や容姿について中傷するようなことはありません」

私たちは、今回の会見を受けての取材を市長に申し込みましたが、「公務が多忙で取材対応できない」としています。

久保田部長は山中市長について「退陣や交代を求めるものでは一切ない」として、中立性や専門性が担保された調査を求めています。