1年半ぶりの円安水準となる中、輸入品を扱う現場は「値上げ」や「倒産」に追い込まれる事態となっています。今後、この円安にブレーキはかかるのでしょうか?
食欲が刺激されるこの音!ボリュームたっぷり、450グラムのハラミステーキが人気の看板メニューです。ところが…
ステーキハウスミスターデンジャー 松永光弘オーナー
「大きいグラム数を頼んでたお客さんが(量を)少なくしたり」
実は、先月末に200円値上げ。セットで3800円と、肉好きが思う存分食べられない価格になっています。
ステーキハウスミスターデンジャー 松永光弘オーナー
「大赤字になって値上げして、赤字になって値上げしてずっと繰り返してる。円安は当然、影響はありますね」
扱っているのは、アメリカやカナダ産の牛肉のため「円安」が直撃。仕入れ値は1ドル=100円台だった5年前と比べると、3倍に跳ね上がっています。
ステーキハウスミスターデンジャー 松永光弘オーナー
「個人レベルでは円安はどうこうできない。もう何とかやっていくしかない。再度の値上げも覚悟しなきゃいけない」
きょうも一時1ドル=158円台後半をつけた円相場。およそ1年半ぶりとなる歴史的な水準です。懸念されるのは、「円安」が招くさらなる「物価高」。川崎市にあるこちらの100円ショップは、すでに“苦渋の決断”をしていました。
100円ショップ越後屋 坂井一彦 店長
「1年ぐらい前から考えていたんですけど、2月いっぱいで閉店する」
店先に大きく貼り出された「閉店のお知らせ」。一体、何があったのでしょうか?
100円ショップ越後屋 坂井一彦 店長
「ベトナム。これも中国ですね、結構あります」
探してみると、店内は「輸入品」だらけ。全体の3分の1を占めていて、当然、為替に左右されます。
100円ショップ越後屋 坂井一彦 店長
「売値が100円と決まっている。仕入れ値がどんどん上がってきてるので、利益が出ないような状態」
100円で販売できない物は取り扱いを止めた結果、商品数は年々少なくなっていました。そして、25年続けた営業を来月終えることを決めたのです。
常連客
「もう、ながーい付き合いです」
「庶民の味方だった」
「寂しくてショック受けてます」
店
「頑張ってきたんだけど、もう限界かな」
解散総選挙の行方次第では、さらに円安が進む事態も。家計を直撃する「円安物価高」に歯止めをかけることができるのでしょうか?
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