「ニュースステーション」終了時に…筑紫哲也NEWS23でも功績をたたえる

2004年3月、「ニュースステーション」が最終回を迎えた日の夜には...

筑紫哲也さん(2004年3月26日 筑紫哲也NEWS23)
「45分ほど前に1つの番組が18年半の生命を終えました。言うまでもなく久米宏さんの『ニュースステーション』です」

夜のニュース番組としてしのぎを削ってきた「NEWS23」の当時のキャスター‧筑紫哲也さんが番組内で久米さんの功績をたたえました。

筑紫哲也さん(2004年3月26日 筑紫哲也NEWS23)
「この番組というのはニュースの形を変えました。中でも最大の貢献はニュースと茶の間、視聴者の距離を飛躍的に縮めたことだと思います。この番組がなければ私たちの番組は生まれていなかっただろうと思うし、私もここに座っていなかったと思います」

その後、2005年に行われた衆院選の開票特番では筑紫さんと共演。
当時の小泉総理にこう切り込みました。

久米宏さん
「小泉さんは一度言い出したら聞かないところがあって、自⺠党の総裁任期は来年9月なので、そこで辞めるだろうと思うのですが、自⺠党の総裁は辞めるけど、内閣総理大臣は続けることはあり得ませんよね?」

小泉純一郎氏
「それはありません」

また戦後70年にあたり、俳優の綾瀬はるかさんと共に司会を務めた特別番組では…

久米宏さん
「この間の戦争から70年が経ちました。ほぼ私の人生とダブっております」
「8月15日が来るたびにいつも思う事なんですけど、なんで8月15日まで戦ったんだろうなと。あと10日早かったら広島と⻑崎には原爆は落ちなかった。なんで8月15日まで…なんで馬鹿なことやったんだって毎年思います」

テレビマンとして晩年まで“権力”や“時代”に向き合う姿勢を示し続けました。