新潟市の南区や西区などの野球場で去年の年末からナイター照明についている避雷導線が盗まれていたことが分かりました。6つの野球場で26基の被害で警察が窃盗事件として捜査しています。

【新潟市 南区 関智雄 副区長】「導線が走っているんですけれども、ご覧の通りここで切られている」

真っ二つに切られてしまっている銅線。

その銅線の先には雷を避けるための避雷針が…

その近くでも銅線が切られているのが分かります。
被害にあったのは新潟市 南区にある味方 野球場です。
新潟市によりますと今月8日に、およそ19メートルあるナイター照明の支柱4基全てについている避雷導線が盗まれていることがわかりました。

「避雷導線」は避雷針に落ちた雷を地面に安全に受け流すためのもので、ナイター設備に雷が落ちないように付けられています。

【新潟市 南区 関智雄 副区長】「盗まれたこと自体が驚き。もし、この状態のまま落雷が発生するとナイター設備が破損することになりますので、そうするとナイターができない事態になりかねない」

被害は味方 野球場だけでなく、同じく南区の白根 野球場でも高さ27メートルあるナイター照明の支柱6基全てについている避雷導線、およそ60キロが盗まれ、

被害額は12万3000円に上るということです。

【白根野球場 斎藤奈穂 施設長】「ライトがついているか等の点検は日ごろしていますが、まさかそこまで」

さらに、西区、西蒲区、秋葉区でも被害を確認。合わせて6つの野球場の26基のナイター設備に使われている避雷導線で被害を確認されました。

市によりますとこうした避雷設備の点検は法令上義務付けられていないということです。
【新潟市 南区 関智雄 副区長】「少なからず施設の運営に影響が生じるということになりますので、非常にこの事態については怒りを感じています」

市は警察に被害届を提出し、警察が窃盗事件として詳しく調べています。