北海道江差町の障害者施設が、結婚などを希望する知的障害があるカップルに対し不妊処置を求め、これまでに8組16人が応じていたことがわかりました。
結婚などを希望するカップルに不妊処置を求めていたのは、北海道江差町にある社会福祉法人「あすなろ福祉会」です。
あすなろ福祉会の樋口英俊理事長によりますと、施設に入居するカップルが出産後に、子どもを養育できなくなる場合を想定し、男性はパイプカット手術、女性は避妊リングを装着する不妊処置への同意を求めていました。
これまでに8組16人が応じ、家族からも了承を得ていたということです。JNNの取材に対し樋口理事長は「障害があるために養育不全になった場合、誰が子どもの面倒を見るのか、私たちにはできない」と話し、結婚を希望するカップルに対し「子どもを望む場合は、うちのケアから外れてもらう」と説明しているということです。
注目の記事
【青森県東方沖地震】3メートルの津波って危険なの?津波は海面全体が持ち上がり襲ってくる…「波」と「津波」の違いと、津波が恐ろしい”その理由”

【青森県東方沖で地震】知っておきたい4段階の『長周期地震動』遠くまで伝わるゆっくりとした揺れ

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か

災害時の家族の「安否確認」どうする?伝言ダイヤル「171」 使い方を解説 地震発生時の“通信障害”に備えよう

北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表基準となる「モーメントマグニチュード」って何? 通常のマグニチュードとの違いは?

定置網にクジラ“2頭”迷い込む…体長10m、漁師は「2頭が入ったことは無い、たまげた!」 翌朝には姿見えず海に帰ったか【高知・土佐清水】









