わずか「5分」の拘束劇 周到に準備された“電撃”作戦

作戦は、周到に準備されたものでした。

2025年8月には、CIAの特命チームがベネズエラに潜伏し、マドゥロ大統領が8か所ほどの拠点を転々としながら、身の安全を図る行動パターンを把握。

一つの建物に狙いを定めて、アメリカ国内に実物大の模型を作り、特殊部隊による突入訓練を重ねていたといいます。

トランプ大統領(3日)
「彼(マドゥロ氏)は鋼鉄の安全な部屋に逃げ込もうとしたが、我々の部隊が素早かったため、その扉にたどり着くことができなかった」

現場では銃撃戦も起きましたが、マドゥロ氏の拘束までに要した時間は、わずか5分ほどだったとしています。

一連の攻撃でアメリカ軍は7人の負傷にとどまりましたが、ベネズエラ側では民間人を含む100人が死亡。

家族を亡くした男性(5日)
「平穏に暮らしていた市民が攻撃された。こんな悲劇があってはならない」

他国を攻撃して多数の死傷者を出し、国のトップを連れ去ったトランプ政権。国際法違反だとの非難も上がりますが...

ルビオ国務長官(3日)
「アメリカ司法上の起訴対象である逃亡者の逮捕です」

アメリカの法律に基づく、麻薬密輸の取り締まりだという理屈。

ニューヨークで裁判所に移送されたマドゥロ氏を連行していたのも、麻薬取締局の職員でした。