ロシアによるウクライナ侵攻について戦況を分析しているアメリカのシンクタンクは、16日のロシア軍のミサイル攻撃は首都キーウに対する「最大規模の攻撃だった」との見方を明らかにしました。

ウクライナでは16日、各地のインフラ施設に対してロシア軍によるミサイル攻撃があり、キーウでも断水や大規模な停電などの被害が出ています。

アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は16日発表した戦況の分析で、この攻撃について「これまでで最大規模のキーウへのミサイル攻撃のひとつだった」との見方を示しました。その上で「ロシア軍は社会的な不満を煽るためキーウへの攻撃を強化しているようだが、ウクライナの人々の士気をさげることはできそうにない」と指摘しています。