落語家、初代・林家三平さんの妻でエッセイストの海老名香葉子さんのお別れの式が9日、東京都台東区の寛永寺輪王殿で開かれました。式に出席した息子の九代目・林家正蔵さんと二代目・林家三平さん、長女・海老名美どりさんの夫・峰竜太さんが故人を偲びました。

林家 三平 さん



三平さんは「一番悔いてないのが、〝母さんありがとう〟と意識があるときにいっぱい言えたんです。そうすると母は、私の手を握って頷いてくれたんです。だから、お悔やみ申しげますという言葉をいっぱいいただきますが、悔やんでません」とし、「ほんとに日本一の、お袋でした!胸を張って言えます」と現在の胸中を明かしました。

続けて、「『お袋、俺大丈夫かな?』って聞いたんです。そしたら、『あんたは大丈夫!カミさんがしっかりしてるから』って」と、母・香葉子さんとの亡くなる直前のやり取りを明かすと、兄の正蔵さんから、「それのろけですか?」と突っ込みが入る場面も。

林家 正蔵 さん、林家 三平 さん



三平さんは「このお別れの式もすべて母の意向通りなんです。ですからこの写真(遺影)も、自分で選んでこれを飾ってくれと、そう言っていましたので、今回すべて母の意思通りに動いているんです。だからまだ生きてるような気がします」と告白。

林家 三平 さん



法名『明和院釋尼音嘉(みょうわいんしゃくにおん)』について、法名を担当した三平さんは、香葉子さんの平和を願う気持ちを込め、明るい平和が来るように『明和』。音楽が好きだったことと、母の父の名前からとった『音』を入れて作り、家族にも確認しながら作成したことを説明。最終決定権の話になると、正蔵さんが「力関係は、いろいろあります。お察し下さい!」と和やかに話していました。

海老名 香葉子 さん



最後に三平さんは、香葉子さんの口癖の「『しゃんとした』大好きだったんです」と打ち明け、「母の『しゃんとした』っていう言葉を心において、家族みんなで前進していきたいと思っています」と締めくくりました。

【担当:芸能情報ステーション】