日本の造船業を取り巻く大きな動きです。愛媛県今治市に本社を置き香川県丸亀市にも拠点がある国内の造船最大手の今治造船が、2位のジャパンマリンユナイテッドを子会社化しました。

(今治造船 檜垣幸人社長(今月6日の会見・東京))
「今後さらに激化すると予想される世界的な競争環境を見据えて、今治造船とJMUとのさらなる関係強化が必要と判断したため、(JMU株式を保有する)JFEホールディングスとIHIとの本件合意(株式譲渡)に至った」

今治造船によりますと、ジャパンマリンユナイテッドとは、2021年から資本提携を結んでいますが、今月(1月)5日付で、株式を追加で取得して保有率を60%に引きあげ子会社にしました。現在、日本の造船業は中国と韓国の台頭で世界シェアを大きく落とし、技術力についても猛追されているといいます。

今治造船の檜垣社長は、「これまで以上に、迅速で総合的な経営判断が可能になる」としたうえで、「日本の造船業は厳しい状況だが、世界的なシェア維持へ前向きに取り組みたい」と話しました。