新手の詐欺の可能性があります。「社長」の名前で社員に送られてくるメールに注意が必要です。

これはSBCの管理職宛てに届いた一通のメールです。
『業務の円滑化のため、社内のLINEグループを作成し、メールでQRコードを送るよう指示する』という内容です。
送り主の名前は「SBCの社長」。
一見、仕事に関係したものかと思いきや、本物の社長からのメールではありません。
警察では部下に会社の社長をかたってメールを送り、信じ込ませて金だまし取る、新手の詐欺とみています。
飯田市の会社ではこの手口で、現金およそ3000万円をだまし取られました。詐欺の被害にあったのは、飯田市内の製造会社です。
警察によりますと先月25日、経理を担当する社員のもとに、社長の名前でメールが届き、SNSのグループを作るよう指示がありました。
指示に従い、SNSでグループを作ると…。

社長をかたる人物からのメッセージ:「現時点での会社口座の残高はいくらですか。スクリーンショットを撮って共有してください」
そして。
社長をかたる人物からのメッセージ:「支払いがあるので、相手先の口座を送りますので、直ちに手配してください」
社長と信じ込んでいた経理担当の社員は、指定された口座にインターネットバンキングで、2950万円を振り込みました。

その後、この社員のもとに同じ内容のメールが再び届き、不審に思ったことで、被害に気付きました。
経理担当の社員は普段から社長とメールでやり取りしていたということで、信じてしまったとみられます。
警察によりますと、県内の複数の企業にも「社長の名前をかたる」なりすましメールが届いていて、被害の確認は今回が初めてだということです。
SBCでも複数の管理職宛てに、社長や前任の社長の名前で同様のメールが届きました。
うそのメールであるか見極めるポイントのひとつは、メールアドレスです。

社長の名前をかたったメールは、SBCの社内で使っているアドレスとは異なるアドレスで送られていました。差出人の名前だけでなく、メールアドレスが本人のものかどうかを確認することが大切です。
また警察では、振り込みに関する指示については直接本人や上司、同僚に確認するよう呼びかけています。














