今月26日の「文化財防火デー」を前に、愛媛県松山市にある国の重要文化財「渡部家住宅」で、訓練がおこなわれました。

訓練には警察や消防、自主防災組織などおよそ60人が参加しました。

訓練は住宅の南側から出火した想定で、まず、消火器で初期消火にあたったあと、映像通報システム「ライブ映像119」で、現場の状況をリアルタイムで消防に伝えました。

また、外国人観光客も訪れている想定で、英語や中国語などで「火事です」「逃げてください」と書かれたフリップで避難を呼びかけました。

このほか、ドローンで上空から火災の様子を確認するなどしました。

(松山市消防局南消防署・難波江洋副署長)
「地域の宝であり、歴史的財産でもある文化財を火災から守るために、地域住民・管理者・消防が連携して消火活動が確認できたことは大変有意義」

松山市消防局によりますと、おととし、市内で発生した火災を季節別でみると、冬場が3割を占め最も多く、消防は「冬場は空気が乾燥して火災が起こりやすいので火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼びかけていました。