今シーズン初めてとなる岡山県産ののりの入札会が、きょう(17日)岡山市南区で開かれました。

全国から業者を迎えて始まった乾(ほし)のりの入札会です。今年は水温が平年より高いため生育が遅れ、初入荷の枚数は記録が残る2003年以降最も少ない約300万枚となりました。

一方できょう並んだ岡山県産のりは、品質が良いものが多く消費の持ち直しも影響し、初入札の平均単価は14.63円と、昨年より約1円ほど高くなりました。


(岡山県漁連 山本和弥次長)
「のり自体は非常にいいものがとれていますので、まず、岡山の方々にはおいしい岡山のりを食べていただくということをお願いしたいなと思います」

岡山県産ののりの出荷は来年1月中旬から2月にかけて最盛期を迎えるということです。
